11May
ごみ屋敷は地域、社会の大問題ですね。
しかも、当事者に罪の意識が希薄なケースが多く。信じられませんが・・・
私ならこうします。主人への交渉のあれこれについてお話してみます。
ごみで溢れかえっている家、外から見てベランダに粗大ごみが折り重なっているマンション、その家の住人がごみを貯め込んだりして片づけることができず景観を乱したり、異臭や害虫の発生、個人宅のごみ屋敷に対する法的対策が進められています。
国土交通省が行ったアンケートでは全国250市区町村で「ごみ屋敷」が発生していることが確認されています。
各地自体や近隣の人たちが、ごみ屋敷を認識しているにもかかわらず、なかなか片づけが進まないのは、ごみ屋敷の住人本人が、
「ごみではなく財産である」
と主張していて他人が介入できないことと、現実問題として甚だ勝手ですが、ごみを処分する場合の回収費用を払えないという経済的理由も大きいようです。
心理的に片づけたくても片づけられないという長年の状況から、気が付くとごみ屋敷になっていたというパターンが殆どです。
一戸建てやマンションのオーナー自身がごみ屋敷の住人というケースでなく、賃貸の場合ごみ屋敷に対する近隣のクレームや夜逃げなどで放置されたごみ屋敷の対応に頭を抱えているのが大家さんや不動産業者です。
あなたが大家さんや不動産業者さんであればどうされますか?
マンション・アパートの場合、隣室などから大家さん宛に「臭い、虫がでる、見苦しい」などのクレームが入ると不動産会社や管理会社などを通じて住人に対応を促すことになりますが「すみません、片づけます」といっても一向に変化する様子がない場合が殆どです。
注意して片づけるようであればもっと早くに片づけているでしょう。
長期間、ごみ屋敷状態が続くと契約によっては退去勧告もできますが、その後の処理も大変です。
何度交渉しても変化が見られない場合は、大家さんが費用負担して粗大ごみ回収業者に片づけを依頼することもあるようです。
また、夜逃げなどで住民の所在がわからなくなり室内を確認するために立ち入ると、そこはごみの山だったというケースもよくあります。
生ごみなどが処分されていない場合は、ゴキブリなどの発生源となって他の部屋へ迷惑がかかることもあり、清掃費を出して早急にどうにかしなければいけないなどの例もあります。
結局、泣き寝入り・・・の感が強いですね。
しかし、黙ってみているのはいけません。
- 監督行政
- 弁護士
- プロ(一般廃棄処理業者、ゴミ屋敷整理業者)
など、積極的にご相談を開始する。
ここから心理的にも楽になり、解決の糸口をつかんで行くことが大事だと考えています。