16May
ゴミ屋敷も意外といいこともあります。
えっ?本当?!と思われますよね。
テレビでも「えっ、あの美女の部屋がこんなに汚い?」とウリ?話題になることも散見しますね。
まぁ、かなりこじ付けでやはり衛生的にも精神的にも、なにより地域、社会のため防犯、防災のためにも褒められるべきではありません。
しかしながら、不可抗力としてこのような事例があります。
ひきこもりだった住民が、文句、クレームを云いにきた近所住民や行政の人間とかかわることで、逆に徐々に社会復帰できた。
病気でふせっている住民が心配というより、クレーム代弁に伺った民生委員に発見されて九死に一生をえた。
天涯孤独と思われていた住民がニュースでとりあげられることで、親戚に所在を発見され再会することができた。
はい。
どれも災いから発していますので、やはり好ましい事態ではありませんね。
結局、ゴミ屋敷発生の視点を変えた根本原因として、地域、社会のつながりが希薄になってきたこと。
核家族化や近所付き合いの現象など、孤立を発生させる状況が大きいと思います。
“意外”といいことの前に、普段からいいことが起こる地域、社会をつくってゆきたいですね。
ゴミ屋敷だけではなく、青年の非行防止や母子家庭への支援、ご老人の見守りなど、利点がたくさんあると思います。
皆で、頑張って取り組んでまいりましょう。
もし、ゴミ屋敷が発生してしまったら、どうか民間のプロにご一報する勇気、第一歩を踏み出してみてください。